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メディアからの注目

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朝日新聞・定年時代(2001年10月号)

いくつになっても、どんな時もおしゃれを楽しみたい。
たとえ車椅子を使う生活になっても、きちんとした洋服を身に着けたい。
オーダーメイドのブティック・サロン・ボン(ボン企画)のデザイナー、佐須恵子さん(56)は、そう言った願いを持つ女性のために、機能的かつファッション性の高い衣服を作り続けている。

佐須さんは、服職の仕事一筋35年。銀座の百貨店『ランバン』で長年デザイナーを務め、その後独立した。ランバンで働いていた時から顧客の信頼の厚かった佐須さんには
独立後も注文が多く、現在も政界やスポーツ界の著名人からもオーダーを受けている。
佐須さんが介護用衣料の必要性を感じたのは昨年の8月。車椅子生活となった伯母から、孫の結婚式に着ていくフォーマルな服のオーダーを相談されたのがきっかけだった。
『そういえば、体の不自由な人のための寝間着や下着、部屋着はデパートに揃っているのに、フォーマルな場に着ていくことができる服はほとんど売られていないことに気が付きました。
無いということはチャンスかな、と思って会社を立ち上げたのです。』佐須さんが手掛けてきたのは、しっかりとした作りのスーツが多い。
それをどう改良すればいいか、母親など身近な人に意見を聞きながら試行錯誤した。
『血圧などを測るときに袖をまくらなくても済むように、上着の袖口から脇にかけてファスナーを付けました。これは、画期的なアイディアだと思います。普通にしていれば分かりませんが、必要な時にはさっと開くことが出来ますし、脱ぎ着も楽です』と説明する佐須さん。
写真では分かりにくいが、上からすぽっと被せてチャックで閉めるだけなので座ったままの姿勢でOK。胸を袖に通すために腕を持ち上げなくても大丈夫なので、筋力の衰えた人に最適。医療チューブを通す穴のために、ポケットを付けることも出来る。
『ズボンやスカートも、ウエストにマジックテープ、脇にファスナーを使って。
排尿時や診察の時で膝を見ていただく時でも全部脱がなくてもいいようになっています』。
いくつになっても尊厳が失われることが無いように、と考えられたアイディアは『介護用衣料』として今年6月に実用新案登録を取得している。
『洋服はまず生地です。今はあまりよそ行きを着ない時代になりましたけれど、着心地がいいと満足感も全然違います。ぜひ、オーダーを試してみていただきたいです。特に体の不自由な方に、この服を着て自信を持ってさまざまな場所で活躍されることを望んでいます。』と佐須さん。近くデパートでの、展開も予定している。
デザインは、テーラーカラーとウイングカラーンの2種類。サイズは7,9,11号。
仮縫い付きオーダーもあり。
価格は上衣50,000円パンツ30,000円スカート25,000円
オーダーは上下セットで75,000円~(全て税込み)
問い合わせはボン企画045-851-7277

タウンニュース戸塚区版(2004年2月8日)

洋服一筋でおしゃれを追求

○・・・介護が必要な人向けの新しいタイプの外出着の開発など、斬新なアイデアが評価され表彰を受けた。
「考えるまでが大変だった」という「オープンフリーウエアー」。
伯母が車いすで生活することになったのをきっかけに作ったが、
「仕立てが良いもので、値段を抑えるのに苦労した」という。
それでも「おしゃれな介護服を作りたかった」という思いで仕上げた。

○・・・横須賀出身。人形の洋服を自分で作っていた少女は小学生のころ、すでにデザイナーになる夢を抱いていた。「全然迷いはなかった」。服飾の専門学校を出て、百貨店に入社。
フランスのブランド「ランバン」のチーフデザイナーも務めた。
その後、独立して東京に自分のサロンを開き、オーダーメード服を作り続ける。
「私のセンスを信じてくれる人がいる」と、百貨店時代から30年以上の付き合いの顧客が今でもいる。

○・・・「デザイナーとして常にアンテナを出すことが必要」と街を歩く人の服のチェックを欠かさない。最も意識するのは季節と色の感覚。最近、テレビで冬でもノースリーブの服を着ているタレントを見ると違和感を覚えるという。「その人に合う色というのがある」と力を込める。
仕事で一番嬉しいのは「私の服を着た人から『友達にも褒められた』言われる」こと。
「私のお客さんにはおしゃれな人が多いので自慢」と話す。

○・・・服の裁断は自宅で行う。それを見てきた2人の子どもも「仕事をしている私を気に入っている」という。長く続けているのは料理の研究で料理教室にも通うほど。
当然、盛り付けには服と同様に見た目のバランスを意識する。
しかし、今は「仕事が趣味」ときっぱり。
「この道一筋だから、洋服とは離れられない」と生涯デザイナーとして生きていくつもりだ。
それだけに、どんな生活スタイルにも適した服を作りたいという思いは強い。
「誰でもおしゃれをしたいのだから」と笑顔で締めくくってくれた。

神奈川新聞(2004年8月24日)

おしゃれな多機能スーツ

例えば、体が不自由になっても、どこに出ても恥ずかしくない、尊厳のある服を着たい。
そんなシニア層のニーズに応え、デザイナーでボン企画代表取締役の佐須恵子さん
(横浜市戸塚地区)が、体が不自由になっても着安い5つの機能が付いたスーツを商品化した。
ズボン、スカートは左脇からファスナーで全開=機能1。横たわりながらはける仕様だ。
しかし、見た目は仕立ての良い、オーソドックスなスーツ。
さまざまな工夫が隠されていることはまったく分からない。そこにプロの“技”がある。
このスーツで佐須さんは今年6月、実用新案登録を取得した。

「手が不自由なおばが、『結婚式に着ていく服が、どこを探しても見つからない』と困っていた『作るしかないね』と試行錯誤したのが始まりです」
現在、ジャケット、スカート、ズボンの「セミ・オーダー」(サイズ3種類)と、サイズから測り仮縫いをする「オーダー」を受けている。オーダーはその人のサイズで、パターン(型紙)から起こす。いかにその人の体にフィットさせて仕立てるか。「パターンにはプロの技術が出る」という。
オーダーの場合、フランスやイタリアなど、輸入生地を用いる。
「いい洋服は生地から」という考えからだ。
どこから見てもおしゃれなスーツ。だが、上着は袖口からすそにかけて、右側も脇がファスナーで全開する=機能2。腕が不自由ででも脱ぎ着しやすいよう工夫した。
またズボン、スカートはウエストも両側がマジックテープで開く=機能3。さらに右側にはウエストからファスナーが付き=機能4、すそにもファスナーが付いている=機能5「膝が悪くて診察を受ける際、スカートやズボンを全部脱がなくても、患部を見てもらえるように」という配慮からだ。約30年間、婦人服オーダーのデザイナー一筋。横須賀学院、杉野学園ドレスメーカー学院を卒業後、阪急百貨店に入社。数寄屋橋阪急で「ランバン」のチーフデザイナーにまでなった。「ファションショーをしたり、ポスターの撮影をしたり、すべてが勉強で、すごく楽しかった」。
その後独立。東京・目黒にサロンを開き、著名人が顧客に名を連ねる。
新しい分野にチャレンジするに当たり、百貨店などのさまざまなシニアの売り場を見て回った。また親を介護する友人の意見を参考に普段着はあっても、おしゃれで機能性に富んだ外出着は見あたらなかったという。
「仕事を持つ女性が多くなり、経営者など責任ある立場の女性も増えつつある。さらに高齢になっても元気に外出する女性が少なくない。体が不自由になっても、おしゃれに、自信をもって生き生きと行動したい人は多いはず。そんなニーズに応えていきたい」
スーツはセミ・オーダーでジャケット50,000円パンツ30,000円スカート25,000円、オーダーは上下セットで75,000円~オーダーは注文から出来上がりまで約1ヶ月。
サロンは予約制問い合わせはボン企画:045-851-7277

全国送料無料 ※離島は除く

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